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正誤判断

 

4級リスニングの第一部分。全10問。

 

<例題>

★ 他打算下午去银行   〇

[音声]我想去办个信用卡,今天下午你有时间吗?陪我去一趟银行?


試験用紙には★がついた部分しかない。

受験者は音声を聴き、★ある文は音声内容と一致するか否か、つまり〇か×かを判断する。

 

音声の部分は短い文もあれば、やや長い短文もある。(長くなる傾向がみられる)

解答時間はだいたい10秒くらい。

 

幸い、始まる前に、アナウンスの説明が長い。その時間を利用して、速やかに試験用紙の★の10問に目を通して、「予測」する。

 

何を、どうやって「予測」するか、ポイントをまとめておこう。


例えば、

★ 他打算下午去银行。


「予測」:

1.他打算去银行。  否定形を「予測」する。

2.他下午去银行。   本文には“打算”(予定)だが、実際すでに起こったことになっているかもしれない。

3.他打算上午去银行。 “上午”でなく”下午”かもしれない。つまり時間詞が違う。

4.他打算上午去车站。  場所が違うかもしれない。

5.打算下午去银行。 主語が違うかもしれない。


要するに、理論上、本題の“★ 他打算下午去银行。”のどの要素も違う可能性があるから、出来るだけすべてを念頭に入れて臨む。

 

もちろん、はじめは瞬時にこんな多くのことを考えることが出来ず、バニックになるかもしれない。

だから、練習問題を解く際、出題者の常套手法に慣れて、騙されない能力を身につけるのが重要。

つまり出題者に何回も騙されてから初めて賢くなる。

徐々に上手になれるはず。