文法

3.二重主語


次の文には主語が二つあります。

 

大象鼻子很长。

が長い。

 

このように主語が二つの構文を、「主述述語文」といいますが、

分かりにくいから、ここでは「二重主語」と呼びましょう。

 

「二重主語」は日本語ではすぐ分かります。なぜなら、

前の主語は「~」で、二番目の主語は「~」で表しますからです。


中国にはこのような表記は一切ありません。

  

従って中国語は意味から理解しましょう。

意味的に、前の主語と後ろの主語は「全体と部分」との関係です。

 

つまり、前の主語は「全体」後ろの主語は「部分」を表します。

関連性のない二つの名詞を勝手に並べるわけにはいけません。

 

上の例文からすると、

「象」は全体で、「鼻」はこの文の焦点です。

 

そして、

述語部分は形容詞です。

二番目の主語を描写します。

上の例文では、「鼻」に関して描写しています。

 

構文の公式は次の通りです。


大主語+小主語+形容詞(句)

 

他英语很好。       彼は英語が上手です。

你爸爸身体好吗?     お父さんはお体が元気ですか。


出題Pint


主に並べ替え問題でよく出題されます。

特訓するから、さまざまな例文と出会い、しっかり練習します。