文法

4.動詞の重ね型


動詞を2度くりかえし、「ちょっと」のニュアンスを醸成する。

 

文中の動詞を2回くりかえす用法です。「ちょっと」の軽いニュアンスが生成します。

 

AA

動詞を2回くりかえします。

 

你尝尝。 ちょっと味わってください。

我想想。 僕はちょっと考えます。

咱们休息休息。 私たちはちょっと休みましょう。

 

AAB

離合動詞の場合、動詞前の動詞成分だけを重ねます。

 

我去散散步。 私はちょっと散歩に行きます。

在这儿照照相。 ここでちょっと写真を撮ります。

 

A“一”A

単音節動詞を重ねるとき、間に“一”を挿入します。AA型と特に大差がありません。

ただ、2音節は“一”を入れません。

 

你尝一尝。 ちょっと味わってください。

咱们休息一休息。

 

A“了”A

間に“了”を挿入で動作の実現・完了を表します。

 

我尝了尝。私 私はちょっと味わってみました。

我去散了散步。 私はちょっと散歩に行きました。

 

AAAA…型

重ね方をいくつか並べることで、「…したり、…したりする」という意味を表します。

 

星期天在家看看小说,听听音乐。 日曜日家で小説を読んだり、音楽を聴いたりします。

今天逛了逛了街,跟朋友聊了聊天,过得很愉快。

今日は街をぶらぶらしたり、友達とおしゃべりをしたりして、とても楽しく過ごしました。

 

AA”型

重ね型の後ろにさらに“看”を加えて、「…してみる、…してこらん」の意味を追加します。

 

你试试看。 ちょっと試してみて。

 

[Point]

すべての動詞が重ね型に適応するわけではありません。

まず繰り返しができる動詞でなければなりません。“死”のような一回切りの動詞は範囲外です。

また、重ね型の機能は軽い語気を醸成するところになるから、持続時間が長い動詞にはふさわしくないです。例えば“留学”、“放などは適応しません。