文法

3.兼語文


  兼語文も広い意味で「連動文」で、同じく2つの動詞()が並びます。

ただ、第1動詞の目的語は、同時に2番目の動詞()の主語でもあります。このように一語が二役を兼ねるから、「兼語文」と呼ばれます。

 

我请朋友吃饭。        私は友達を招いて食事をします。

我请朋友。          私は友達を招きます。

朋友吃饭。          友達は食事をします。

 

      公司派爸爸去上海。    会社はお父さんを上海に派遣します。

公司派爸爸。         会社はお父さんを派遣します。

爸爸去上海。      お父さん上海に行きます。

 

Pint

連動文は動詞だけでもよいですが、兼語文は前の動詞は必ず「動詞+名詞」という動詞句でなければなりません。まさにこの動詞の後ろの「名詞」は「目的語兼主語」とニ役を兼ねっています。

 

Pint

兼語文はまた「使役文」の特徴をもっています。

ただ、使役文は“”“叫”“使”に限られていますが、兼語文多様な動詞で表現できます。

        老师让我们做作业。       先生は私たちに宿題をさせます。

  这个故事使我们很感动。    この物語は私たちを感動させました。