次の文には主語が二つあります。
大象鼻子很长。
象は鼻が長い。
このように主語が二つの構文を、「主述述語文」といいますが、
分かりにくいから、ここでは「二重主語」と呼びましょう。
「二重主語」は日本語ではすぐ分かります。なぜなら、
前の主語は「~は」で、二番目の主語は「~が」で表しますからです。
中国にはこのような表記は一切ありません。
従って中国語は意味から理解しましょう。
意味的に、前の主語と後ろの主語は「全体と部分」との関係です。
つまり、前の主語は「全体」、後ろの主語は「部分」を表します。
関連性のない二つの名詞を勝手に並べるわけにはいけません。
上の例文からすると、
「象」は全体で、「鼻」はこの文の焦点です。
そして、
述語部分は形容詞です。
二番目の主語を描写します。
上の例文では、「鼻」に関して描写しています。
構文の公式は次の通りです。
大主語+小主語+形容詞(句)
他英语很好。 彼は英語が上手です。
你爸爸身体好吗? お父さんはお体が元気ですか。
主に並べ替え問題でよく出題されます。
特訓するから、さまざまな例文と出会い、しっかり練習します。