助詞がいろいろありますが、準4級によく出る助詞だけ解説します。
“的”
日本語の「の」と同じです。
这是我的词典。 これは私の辞書です。
言わなくてもいい場合、“的”の後ろの名詞を省略可能です。
我喜欢红的。 私は赤いのが好きです。
“了”
動詞の完了を表します。日本語の「~した」に当たります。
我吃了。 私は食べました。
動詞が目的語を持っている場合、その目的語に数量詞をつける必要があります。
我吃了一个苹果。 私はりんご一つ食べました。
目的語になにも付けない場合、“了”を文末に置くことになります。
我吃苹果了。 私はりんごを食べました。
目的語によって“了”の位置が変わるから、要注意!
“了”の否定形は“没(有)”です。
你吃苹果了吗? あなたはりんごを食べましたか。
没有吃。 食べていません。
注意!否定形には“了”を使いません。
×我没有吃苹果了。 私はりんごを食べなかった。
“吗”
疑問助詞、日本語の「~か」とほぼ同じです。
他是学生吗? 彼は学生ですか。
你不去图书馆吗? きみは図書館に行かないですか。
“呢”
主に選択疑問文で使われます。
我姓王,你呢? 私は王です、あなたは?
我想喝茶,你呢? 私はお茶を飲みたいです、きみは?
“吧”
文末助詞。三つの使い方があります。
1.推測の語気を表します。日本語の「~でしょう」。
你是日本人吧? あなたは日本人でしょう。
2.提案・呼びかけの語気を表します。「~ましょう」
我们去公园吧。 私たちは公園に行きましょう。
3.軽い命令・願いを表します。
你回家吧。 あなたは家に帰りなさい。
【解答Point】
空欄の問題でよく一緒に選択肢として出されます。
そのとき、どうやって正解率を高めますか、手掛かりを紹介します。
1.主語が第1人称の場合、「提案」を表す場合が多い。
2.主語が第2人称の場合、「軽い命令」を表す可能性が高い。
3.第2人称と第3人称の文末に“?”がつくと「推測」を表すことが多い。